風立ちぬ主題歌がユーミンのひこうき雲になった経緯は？歌詞の意味の解釈も

こんにちは！

「風立ちぬ」の主題歌がありますが、起用された経緯や、歌詞の意味など気になりませんか？

そこでこのブログでは、

を調査しました！

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「風立ちぬ」主題歌のひこうき雲になった経緯は？

もともと宮崎駿監督は、松任谷由実のファンで「魔女の宅急便」でも主題歌と挿入歌に松任谷由実の曲を起用しています！

「風立ちぬ」で、松任谷由実の「ひこうき雲」を起用する事になった経緯は「魔女の宅急便」ブルーレイディスク化の記念イベントでした。

イベントには、鈴木プロデューサーと松任谷由実がイベントに同席し「風立ちぬ」の作品世界が「ひこうき雲」にピッタリで宮崎監督も気に入っている旨を伝え、その場で公開オファーしたんです！

松任谷由実は快諾し、「風立ちぬ」への起用が決定しました！
「この曲を作った40年前は高校生でした。あの時の自分に教えたい」と感慨深げに語ったといいます。

今の自分の状況を高校生の自分に伝えてみたら…
きっと信じられない！って言ってるだろうな。

ファンだから。そして、作品にピッタリという偶然で起用されるとは、さすが松任谷由実さんですね！

主題歌「ひこうき雲」について、松任谷由実さんがこう語っています。

小学校のときの同級生の男の子に、筋ジストロフィーの男の子がいたの。

その子が高校一年のときに亡くなって、お葬式に呼ばれて行ったら、写真が、もう知らない写真になっていてインパクトがあったので、つくった歌が「ひこうき雲」って歌なんです。
高校の終わりか大学の頭に作ったのと言います。

それでは、歌詞を追ってみましょう！

白い坂道が空まで続いた
ゆらゆらかげろうが
あの子を包む
誰も気づかずただひとり
あの子は昇っていく
何も恐れない　そして舞い上がる

亡くなった小学校の同級生が「あの子」ですね。
誰にも気づかれることなく天国へと向かっていく感じがします。

ある位置に来た瞬間、すごい勢いで舞い上がる雰囲気があります。

空に憧れて空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

天国へ行って自由になった「あの子」。その彼が走った後がひこうき雲として目に見える形で私たちの世界に姿を見せてくれている。

高いあの窓であの子は死ぬ前も
空を見ていたの今はわからない
ほかの人にはわからない
あまりにも若すぎたと
ただ思うだけけれどしあわせ

あまりにも、若くして亡くなったけれど、でも幸せだったよね？という気持ちと「あの子」の気持ちはほかの人にはわからない部分と複雑な心情が読み取れますね。

「死」を悲しむだけでなく、自由になった彼に「しあわせ」という言葉が向けられているのかもしれません。

改めて見てみると、「生と死」を意識せずにはいられなくなりますね…

「風立ちぬ」では、上記で紹介した「ひこうき雲」の他に、久石譲さん作曲の「風立ちぬ」サウンドトラックが挿入歌として使用されています！

久石譲さんは、「風の谷のナウシカ」、「となりのトトロ」「崖の上のポニョ」など宮崎駿監督の9作品の音楽を担当しています！

この作品の挿入歌や主題歌を改めて聞きたい方のために、リンクを準備しました！

改めて聞いてみると、今までとは違う発見ができるかもしれません！！！
↓↓詳細は下のリンクをクリック↓↓

ひこうき雲

「風立ちぬ」サウンドトラック

松任谷由実のひこうき雲が主題歌になった経緯は、宮崎駿監督が松任谷由実のファンで、この作品にピッタリな曲だったことからオファーして決定しています！

また、ひこうき雲の歌詞の意味は、子供の頃に亡くなった同級生に向けてのものだったんですね。
早くに友達との別れを経験して、あの頃とは変わってしまった友達に対する気持ちを歌にしたのでしょうね。

作品に使用されているCDも紹介していますので、ぜひ聞いてみてください！