「風立ちぬ」二郎が菜穂子の隣でタバコを吸った理由は？結核への影響がないか調査！

更新日：2019年10月11日

こんにちは！

「風立ちぬ」二郎が結核の菜穂子の隣でタバコを吸うシーンがありました。
病気の人の隣でなぜ？と思いましたが、それなりの理由があったようです。

そこでこのブログでは、

を調査しました！

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「風立ちぬ」二郎が結核の菜穂子の前でタバコを吸った理由は？

二郎が菜穂子の前で、タバコを吸うシーンが問題になっていますね！
と言っても、ネット上では賛否両論という感じでしょうか。

一見、病気を患っている人の前で、タバコを吸うなどとんでもない！
とも思いましたが、二人のシーンをみてみるとそうでもないのかな？と思えることがありました。

菜穂子は結核を患い、自分の命があと少しだという事を理解しています。二郎は、タバコを吸おうとしますが、菜穂子の事を考えて躊躇しました。しかし、菜穂子が「ここで吸ってください」と二郎に言うのです！

菜穂子は限られた時間を1分1秒でも二郎と一緒に過ごしたいと思っていたのかな？と筆者は思いました。
二郎も、そんな菜穂子の気持ちに応える形で、手を繋いだままタバコを吸うのです。

菜穂子の1分1秒でも離れなくない気持ちと、それに応える二郎の気持ち。お互いへの愛情がそうさせていたんだな。と思いほっこりしました。

今では、タバコは副流煙などの問題もあり、「害」とされていますが、昭和初期当時は、そのような考えは一切なく、普通にタバコを吸っていたんですね。

でも、結核という病気への影響がないのか気になりますよね。

結核は、結核菌が体内に入って居座り、その菌が増殖して肺などに様々な炎症を起こす病気です。

肺結核の初期症状は、風邪と似ていて、咳や痰、発熱などが名が引く事が特徴と言われています。
寝汗や体重減少なども起こし、悪化すると血の混じったしぶきが咳やくしゃみで飛び散り、乾燥して小さな粒になって空気中にふわふわと浮遊する。それを吸い込む事による「空気感染」でうつります。

菜穂子は、二郎と一緒に住むために、サナトリウムから抜け出して電車に乗りますが、他の人への感染なども気になるところですね。

しかし、筆者は、なんて健気なんだろう。と菜穂子の二郎に対する健気な気持ちがそうさせているんだな。と思う気持ちの方が大きかったですね。

結核の菜穂子の前でタバコを吸って、菜穂子の病気に影響はないのかな？と思いました！

肺の病気ですし、健康な人でもタバコの煙で息苦しさを感じる人はいると思います。
それに加えて、肺結核という肺が弱っている状態に、タバコの煙を吸い込んでしまえば、影響はあるものと考えられます。

それでも、菜穂子は残り少ない時間を二郎と過ごしたかったのですね。

二郎が菜穂子の隣でタバコを吸うシーン、こちらは菜穂子のもとから離れようとする二郎に、残り少ない時間を少しでも二郎と過ごしたい菜穂子が「ここで吸ってください」とお願いしていたのですね。
それに応える形で二郎もタバコを吸う。二人のお互いを想う気持ちが痛いほど伝わってきました。

結核の菜穂子の病状への影響は、肺を患っているのですし、タバコの煙は有害物質も含まれいるので影響はあったと思いますが、昭和初期当時は、そのような認識はなかったのでしょう。

自分の命があとわずかだと知ったら、みなさんなら何をしますか？
友達や家族に「ありがとう」を伝えるや、大切な人と最期まで一緒に過ごすとか考えさせられますよね。

何気ない1日を大切に過ごさなければいけませんよね…